解決事例 | 浜松相続税あんしん相談室
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登記とは自分の権利や義務を社会に向けて公示し、保護してもらうための法制度の一つです。 登記には、商業登記や法人登記、成年後見登記や動産譲渡登記などさまざまな種類があります。 そのなかでも世の中的になじみがあるのは、不動産…続きを読む
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遺言には、作成方法にいくつかの種類があります。 そのうち最も簡単に作成することができるのが自筆証書遺言です。 ただ、自筆証書遺言の保管は自己責任であり、紛失や偽造といったリスクがつきまといます。 また、相続人が遺言書の存…続きを読む
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不動産の売買や相続の際には不動産登記という手続きが必要です。 不動産登記は不動産の現況と権利を公示するもので、私たちの財産を守るうえで重要な役割を担っています。 不動産登記できる権利はいくつもあり、登記を行う際には個々の…続きを読む
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『遺産分割協議書』とは、すべての相続人が参加した遺産分割協議において合意に至った内容をまとめた文書です。 遺産分割協議書は、不動産の相続登記や預貯金・株式等の名義変更手続きをする際に必要となります。 一度作成した遺産分割…続きを読む
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身近な人が亡くなると、相続が開始します。 葬儀や四十九日の法要などと並行して、遺族は、故人の健康保険や公的年金の手続、準確定申告・相続税申告などの手続を進めなければなりません。 なかでも早めに着手する必要があるのが、『相…続きを読む
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わが国には、認知症や知的障害、精神障害などで十分な判断能力がない人のために、『成年後見制度』があります。 この制度において、成年後見人になった人は、その人に与えられる権限の範囲や契約内容などが法務局に登記されることになっ…続きを読む
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民法上の法定相続人は配偶者、子、直系尊属、兄弟姉妹であり、『子の配偶者』は相続人ではありません。 しかし、夫を既に亡くした女性が、義理の父母を長年介護してきたような場合に、まったく遺産を受け取ることができないのは不公平で…続きを読む
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土地の『地目』とは、不動産登記法によって定められた土地の『使用用途』のことです。 土地の現状や利用状況によって区分されます。 たとえば地目が『田』や『畑』の土地に住宅を建てることはできません。 もし住宅を建てるのであれば…続きを読む
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会社経営者にとって、次の世代に会社をどうバトンタッチするかは重要な課題です。 特に複数の相続人がいる場合、たとえば創業社長に配偶者がいて、子供が複数人いる場合には、社長が保有している株式をどのように承継するか、さらに継承…続きを読む
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わが国では、空き家が年々増加しており、社会問題になっています。 使い道のない空き家は、固定資産税が年々かかることに加え、近隣住民から苦情が来たりとトラブルが起きやすく、なかなか一個人には手に負えない存在です。 ではもし、…続きを読む
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親が亡くなり、遺言書が残っていない場合、たとえば配偶者や子どもが相続人になることや、配偶者の法定相続分が2分の1であることは、知っている人も多いでしょう。 しかし、『特別受益』や『寄与分』に関しては、正確に理解している人…続きを読む
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バーチャルオフィスとは、オフィスを構えることなくビジネス用の住所や電話番号を利用できるサービスのことです。 リーズナブルに利用できるため、事務所が不要なスタートアップ企業や個人事業主を中心に人気を集めています。 このバー…続きを読む
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遺言書には、『遺言書の検認』という手続きがあります。 単語のイメージから、検認手続きをすれば有効性も確認できると思ってしまいがちですが、そうではありません。 今回は、遺言書の検認について、必ず行うべきものなのか、どのよう…続きを読む
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インターネットで、不動産登記や商業・法人登記ができることをご存じでしょうか。 登記をオンライン上で行える『登記ねっと』は、正式名称を『登記・供託オンライン申請システム』といい、多くの市民が利用しています。 このシステムは…続きを読む
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いわゆる、相続で「もめやすい」ケースとして、遺産に土地が含まれているパターンがあります。 土地は、相続財産のなかでも高額になりやすく、預貯金のように簡単には分割できません。 また、金銭で補償するとしても、その土地をどの基…続きを読む
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ある人が亡くなると、法的には、『相続』が生じます。 相続とは、亡くなった方の権利・義務を承継させていく手続きのことであり、亡くなった方を『被相続人』、権利義務を受け継いでいく方を『相続人』といいます。 相続手続のなかには…続きを読む
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通常、土地には境界を示す『境界標』が設置してありますが、何らかの原因でこの境界標が失われているケースがあります。 境界標がないと、家の建て替えや新規で塀を作る際などに隣家との土地の境界がはっきりせず、いわゆる『境界トラブ…続きを読む
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『使途不明金』という言葉は政治家や公務員の汚職事件などに関連して耳にすることが多いですが、実は、相続実務のなかでも頻繁に登場します。 いざ相続が始まってみたら、あるべき遺産が減少していて、その理由もはっきりしないというケ…続きを読む
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住宅ローンを組んで家を購入する際には、『抵当権設定登記』を行う必要があります。 『抵当権』とは、担保として不動産を、担保提供後も所有者に使用収益させながら、住宅ローンなどの債務が万が一返済できなくなった場合に、銀行などの…続きを読む
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子が、親の土地に家を建てて住むというのは、よくあるケースです。 しかし、親とはいえど他人ということには違いありません。 では、『親の土地に家を建て、仮にも自宅の敷地とする』という行為は、どのような権利に基づくものでしょう…続きを読む
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『希望する相手に、希望通りに財産を分配したい』という思いを叶えるためには、『有効な遺言』を作成しておく必要があります。 しかし、実際は遺言を作成してみたものの、自分がいなくなってから本当にそのとおりに遺産が渡せるのか、不…続きを読む
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不動産の相続登記をする際には、住民票や戸籍謄本などの書類を添付し、法務局に提出しなければいけません。 これらの書類は、被相続人の預金口座の手続きなどにも使用するため、法務局から原本を返してもらう必要があります。 これを『…続きを読む
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親の土地に家を建てることについては、近い距離に住んで親を安心させられ、親孝行ができるというメリットのほかに、土地代が不要であったりと、経済的な利点も多々あります。 しかし、将来、親が亡くなって相続が発生した場合には、事前…続きを読む
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建物を建てたら、所有者はその建物について、法務局で登記します。 それと同様に、建物を取り壊した時にも登記が必要です。 その登記を『建物滅失登記』といいます。 この建物滅失登記を行わないと、土地が売却できなかったり、解…続きを読む
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2021年(令和3年)4月、『所有者不明土地』解消に向けた不動産登記法の改正法が成立し、その際に『所有不動産記録証明制度(仮称)』が新設されました。 この制度は改正法公付後5年以内に施行するため、2026年(令和8年)4…続きを読む
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相続が発生し、遺産分割協議が整った際に必要となることが多い『遺産分割協議書』。 遺産分割協議書は、遺産分割協議の結果、誰がどの遺産を相続するのかをまとめて記した正式な文書であり、相続手続きなどにおいて、その内容を証明する…続きを読む
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不動産登記のトラブルの一つに、売り主が同じ不動産を複数の人に譲渡する『二重譲渡』があります。 二重譲渡が行われると、“不動産を購入して所有権移転登記をしようとしたら、すでに別の第三者が登記をしていて、登記ができなかった”…続きを読む
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相続の対象となる“遺産”は、被相続人が死亡したときに所有していた財産です。 では、人が死亡することによって初めて生じる財産・権利はどのような扱いになるのでしょうか。 生命保険金や死亡退職金は、死亡という事実があってはじめ…続きを読む
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父親が亡くなり、残された相続人が遺産を相続するためには、まず、父親の一生分の戸籍謄本を取得する必要があります。 その理由は、父親の相続人が誰かを具体的に特定する必要があるからです。 そして、調査の結果、「父親に隠し子がい…続きを読む
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所有者がわからなかったり、所有者がわかったとしても連絡がつかなかったりする土地のことを『所有者不明土地』といいます。 登記簿や課税台帳等の土地所有者がわかるデータベースが、相続の際にきちんと更新されていないことが主な原因…続きを読む
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自分の死後、折り合いの悪い親族に遺産が渡るのを避けたいと思うのは、自然なことだといえるでしょう。 その人が法定相続人でなければ何の問題もありませんが、配偶者などの法定相続人だった場合、何もしないでおくと財産が渡ってしまう…続きを読む
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認知症や精神障害、知的障害などで判断能力が十分でない人は、自分一人で日常生活を送ることや、財産を管理したり、さまざまな契約などを自己判断で行うことが難しくなります。 そのような人を保護し、サポートする制度が『成年後見制度…続きを読む
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相続の際に起こりがちなトラブルとして、亡くなった方と近いところで暮らしていた親族が遺産を隠しているのではないか、と疑われるケースがあります。 亡くなった方の財産の全容を、相続人全員が知っていれば問題はないのかもしれません…続きを読む
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不動産の所有者が亡くなって相続が発生したときには、亡くなった人から相続人に不動産の所有者が変わります。 それに伴い、相続登記をして不動産の所有者を変更しなければなりません。 相続登記にはいろいろな種類があり、権利変更の内…続きを読む
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事業を承継するにあたって、株式の相続は重要な問題です。 特に家族経営の会社で、何の対策も取られていないままオーナー経営者が亡くなった場合、株式が遺産分割の対象となり、経営に支障をきたしてしまうケースもあります。 そこで今…続きを読む
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相続が開始したとき、最も相続人の間で揉めるのが『遺産分割』に関することといえます。 相続財産が簡単に分割できるものであればともかく、土地・建物などの分割しづらい財産があると、その分け方をめぐって相続人同士のトラブルの火種…続きを読む
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小規模宅地等の特例とは、一定の要件を満たした人が亡くなった人の住んでいた土地や事業地を相続すると、その土地の評価額が、最大で80%減額されるという制度です。 満額の評価額に対して相続税がかかると、生活の基盤となる今まで住…続きを読む
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家族が亡くなった後、被相続人の遺産をどのように引き継ぐかは大きな問題になります。 被相続人が遺言を残していれば、その遺言に従って遺産を分ければよいですが、遺言がないときには、遺産分割協議をすることになります。 その際、実…続きを読む
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不動産は、相続財産のなかで大きな割合を占めていることが多く、その取り扱いが問題になりやすい財産です。 相続問題というと、遺産分割でもめることをイメージするかもしれませんが、分け方等でもめていない場合でも、処理に困るこ…続きを読む
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『生前贈与』とは、生前に財産を譲り渡すことをいいます。 将来相続が発生したときに、相続税の対象となる相続財産を減らすことができるため、相続対策としてよく利用されています。 ところが、実際に相続が発生したときには、この生前…続きを読む
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住宅ローンなどでお金を借りたときに、銀行などから設定される『抵当権』。 万が一、返済が滞ったときのために土地や建物を担保にとるもので、その土地や建物には『抵当権設定登記』という登記がなされます。 この抵当権設定登記は、借…続きを読む
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ある人が亡くなった場合、その亡くなった人(被相続人)の遺産は、その人以外の人に相続されます。 民法は、相続人である『法定相続人』の範囲に含まれている人に相続権を与え、遺産を取得させることを原則としています。 それでも、遺…続きを読む
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もしも家族の誰かが亡くなったら、残された相続人たちで相続手続を進めていかなくてはなりません。 その際、亡くなった方が遺言を残していた場合は、原則として遺言の内容に従って相続手続などを行います。 遺言により、法定相続分とは…続きを読む
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配偶者に先立たれ、広い自宅で一人暮らしをしている人の場合、自分の死後に自宅をどうするかは一つの悩みどころです。 子どもや孫たちが遠方にいる場合、相続しても自宅に住んでくれる可能性は低いでしょう。 さらに自宅の評価額がそこ…続きを読む
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もしも親や配偶者、兄弟など、自分が相続人の立場となる誰かが突然亡くなったら、ショックを受けたり、現実を受け入れられなかったりするでしょう。 そのようななか、葬儀などをなんとか終えて、次に頭に浮かぶのは相続のことです。 気…続きを読む
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建物を建てるときには、建築基準法などの法律を守らなければなりません。 もし、建築許可を受けないで増築や改築をした場合や、建築許可を受けたときと異なる用途で使っているようなときには、違法となってしまいます。 通常、建物を建…続きを読む
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相続に関する問題として、遺言書が残されているにもかかわらず相続人の間で揉めてしまい、『争族』に発展してしまったという話をよく聞きます。 被相続人としては、自分の死後、家族が揉めることのないようにと、遺言書を作成したつもり…続きを読む
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ここ数年、日本でも増えてきたM&A。 華やかな大型買収だけではなく、中小企業の間で、採算の見通しがつかない事業を譲ったり、高齢になった経営者が、事業の一部を手元に残して引退したりといった、おだやかな『事業譲渡』と…続きを読む
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もしも認知症になるなどして意思判断能力が衰えてしまったら、不動産の売却や定期預金の解約といった財産の処分や管理を自分一人でできなくなります。 また、相続人のなかに認知症の方がいると、遺産分割協議を進めることもできません。…続きを読む
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家族の誰かが死亡すると相続が発生し、相続人の間で遺産を分割することになります。 このとき、相当の資産がある場合は、決して低額でない相続税を納付しなければなりません。 相続は『争族』とも称されるように、往々にして、家族間・…続きを読む
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相続した土地を売却しようとする時、土地の登記漏れが発覚し売却が困難になる、という“相続の登記漏れが発生するケース”があります。 特に一戸建てによくあるケースなので注意が必要です。 親の一戸建てを相続する時には私道に注意 …続きを読む
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最近、「親が介護施設に入居する一時金を確保するため、親の自宅を売却したい」あるいは「親がすでに介護施設に入居し、実家が空き家となっているため、売却したい」というニーズが高まっています。 「介護施設の入居一時金を確保するた…続きを読む
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被相続人が亡くなると、残された相続人はしばらくの間、さまざまな相続手続きに奔走することになります。 なかでも被相続人との相続関係を証明するために必要とされる『戸籍の収集』には非常に手間がかかり、これが相続人にとって大きな…続きを読む
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120年ぶりに大幅な改正があった民法。 改正民法で新たに成立したのが『配偶者居住権』です(『配偶者居住権』の新設等に係る改正法の施行日は、2020年4月1日とされています)。 これは夫婦の一方が死亡した時に、配偶者が安心…続きを読む
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土地所有者が亡くなって相続が発生したとき、配偶者と子どもなど、相続人は複数存在することが多くあります。 この場合、遺産分割協議をしなければ、相続人全員の共有で土地を相続することになります。 しかし、共有となると、土地を売…続きを読む
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遺言書を保管していた人や、被相続人が亡くなった後に遺言書を発見した人は、遺言者の最後の住所地を管轄する家庭裁判所に検認の申し立てを行う必要があります。 そして、財産の相続には、一部の法定相続人に認められた最低限遺産を取得…続きを読む
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相続の場面において問題になるケースが多いのが、『特別受益』です。 特別受益とは、相続人のなかに特別に被相続人から利益を得ていた人がいる場合の、その受けた利益のことです。 今回は特別受益の対象となった不動産が、遺産分割の際…続きを読む
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「農地を所有しているけれど子どもが農業を継いでくれない」 「農家をしていたが、引退して農地を使わなくなった」。 こうした理由で、これまで農地として使っていた土地をほかの用途に使いたいと考えることがあるかもしれません。 こ…続きを読む
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『相続』は『争族』といわれることもあるように、故人の遺産の取り分を巡って、相続人の間で争いが激化するケースはよくあります。 ときには血みどろの戦いとなり、何とか遺産分割はできたとしても、親族間の関係は崩壊し、取り返しのつ…続きを読む
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不動産の所有者が亡くなり、相続が開始すると、相続人に不動産の所有権が移転します。 不動産の登記(相続登記)は、基本的には義務ではなく、不動産を所有する方が手続きをするかどうかを決めることができます。 つまり、相続登記の期…続きを読む
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亡くなった方が遺言書を残していれば、それにしたがって遺産分割が行われ、相続人が1名の場合は単純にすべて引き継ぎます。 しかし、遺言書がない場合や、法定相続分通りに相続したくない場合には、相続人がそれをどのように遺産分割す…続きを読む
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不動産を所有している方が亡くなった場合、相続登記をして相続人へ名義変更をしなければなりません。 「土地と建物だけで漏れなんてあるの?」と思われるかもしれませんが、意外に漏れがあるのです。 多いケースとしては、私道部分の所…続きを読む
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所有者がわからなくなっている “所有者不明土地” が社会問題になっています。 所有者不明土地問題研究会は、所有者がわからなくなっている可能性のある土地は約410万ヘクタールに相当すると推計結果を出しています。(注:201…続きを読む
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新型コロナウイルス感染症の影響で、今年の所得税、贈与税の申告期限は3月16日から1か月延長され、さらに外出を控えるなど期限内(4月16日まで)に申告することが困難であった方については、期限を区切らずに4月17日以降でも柔…続きを読む
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土地に住居を新築したときには、建物の表題登記(まだ登記されていない土地や建物について新規で行う登記)が必要ですが、登記が必要なのは住居を新築したときだけではありません。 たとえば、同じ敷地内に車庫を作ったり平屋を2階建て…続きを読む
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2019年7月1日、改正相続法が施行されました。 そのなかの一つに、遺留分侵害額請求に関する期限の許与の制度があります。 これは、相続人がほかの相続人に遺留分侵害額請求をされたとき、相当する金員を支払うことがむずかしいと…続きを読む
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土地の登記に関する資料に『公図』『地積測量図』と呼ばれるものがあります。 どちらも法務局に備え付けられており、土地の地番や隣地との位置関係などを把握するための重要な図面です。 これらは一体どのようなものなのでしょうか。 …続きを読む
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いざ相続することになったものの、どのように遺産を分割すればよいのか、迷う人は多いのではないでしょうか。 また、被相続人の遺言によって、自分自身の取り分が少ない場合もあるかもしれません。 さらに、相続したら、負債のほうが多…続きを読む
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土地や建物、マンションなどを購入したときには不動産登記を行う必要があります。 しかし、不動産登記は一生のうち何度も行うものではないため、あまり馴染みがない人も多いのではないでしょうか。 不動産の購入時は不動産会社や金融機…続きを読む
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自分も家族も元気に生活できている場合、「相続はまだまだ先のこと」と思いがちですが、人生は何が起きるかわかりません。 実際に相続が発生する状況になって慌ててしまう人も多くいます。 相続でやるべきことは意外に多いもの。 時間…続きを読む
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前回、父親の遺産である不動産を占有している長男の太郎に対し、共有者の一人である弟の二郎が「土地と家を明け渡せ!」と要求することはできないと説明しました。 二郎は、 「兄貴を追い出せないことは、わかった。だけど俺にも権利…続きを読む
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弟の二郎が兄の太郎に対して怒りをあらわに声を荒げています。 「オイ兄貴、早く家を売って遺産を分けてくれよ!」 しかし太郎は「俺はずっと親父とお袋と、この家を守ってきたんだ。この家は売らないし、親父達の面倒を看てこなかった…続きを読む
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今回は、遺言書を発見した場合にどのようにしたらよいのかを説明していきます。 よくテレビドラマなどで、弁護士が相続人の集まった席で遺言書を読み上げるシーンなどがありますが、実際の手続きはどうなっているのでしょうか? 家庭裁…続きを読む
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自分の子や配偶者のために、自らの財産を譲りたいと思う人は多いでしょう。 その際に、贈与税が発生するか否かは、多くの人が気にするところです。 ですが、『みなし贈与』はどうでしょうか? 贈与税は、贈与した場合にだけ発生するも…続きを読む
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祖父母と孫などが養子縁組をした場合、親族関係は複雑なものになります。 そのため万が一、養子縁組間で相続放棄をする場合、その手続きもまた面倒になってしまいます。 今回は養子縁組している場合に絞って、相続放棄をする際の注意点…続きを読む
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『不動産は現金と違って消えてしまわないから安心だ』と思っているのなら、注意が必要かもしれません。 『騙されて土地を売られてしまった』『気がついたら家が他人のものになっていた』など、登記に関するトラブルは珍しくないからです…続きを読む
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親族が亡くなったとき、葬儀費用やその後の生活費の捻出に困る場合があります。 被相続人の預貯金を払い戻し、これに充てたいと考える人もいるでしょう。 しかし、これまでは、複数の相続人が共同相続した預貯金について、遺産分割前の…続きを読む
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相続財産に不動産がある場合、遺言書がなければ相続人全員で話し合って所有者を決め、所有権移転登記を行うことになります。 しかし、相続登記をするには手間がかかることから、所有権移転登記をせずに放置してしまうこともあるかと思い…続きを読む
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不動産の名義変更は、あまり行われるものではありません。 名義変更が行われるのは、自分で土地などの売買をするときのほか、家や土地の贈与を受けるとき、親族が亡くなったとき、財産分与が必要になったときなどです。 名義変更を怠る…続きを読む
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もしあなたが突然死んでしまったら、どうなると思いますか? 「悲しむ親・兄弟、路頭に迷う家族がいます」という人もいれば、「“おひとりさま”だから気楽なもの……」という人もいるかもしれません。 しかし、あなたが亡くなった後、…続きを読む
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地番や地目、名義人など、漢字が多い登記申請書。 作成する際に記入ミスが起きてしまう可能性はゼロではありません。 そのほか、持ち分の記載や登記の理由を間違えてしまうこともあるかもしれません。 こうした間違いは不動産登記に限…続きを読む
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原則2019年7月1日施行の改正相続法によって、大幅に遺留分の見直しがされることになり、注目が集まっています。 そのなかの一つとして、遺贈や贈与の目的財産に関して、遺言者の遺志を尊重できるようになったことがあげられます。…続きを読む
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親から子どもに不動産を譲り渡す方法には、相続や生前贈与、遺贈などがあります。 いずれにしても気になるのが、“どの方法が最も節税対策になるのか”という点ではないでしょうか。 そこで今回は、相続と贈与の違いにスポットを当て、…続きを読む
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同族経営の会社にとって、相続税は大きな問題の一つ。 代表取締役の遺産を相続する際には、会社の『株』を相続することになります。 しかし、売れない株を相続しただけなのに、多額の相続税が発生することがあります。 今回は、同族経…続きを読む
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今の時代、子どもが国際結婚をして配偶者の国の国籍を取得しているなど、相続人に外国籍の人がいるケースは珍しくありません。 国によって法律は異なりますが、相続については、まずどちらの国の法律が適用されるのでしょうか? また…続きを読む
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思わぬ不動産トラブルとして、自分自身が所有している土地が知らない間に勝手に第三者に売られてしまうというケースがあります。 しかし、『所有権保存登記』をしておけば「この土地は自分のものだ」と主張することができ、トラブルを防…続きを読む
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2018年7月13日、『民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律(改正相続法)』が公布。 今回の見直しは高齢化社会の進展などに対応するためのもので、多岐にわたる改正項目が盛り込まれていますが、その一部に『自筆証書遺言』…続きを読む
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一般的に“事故物件”と呼ばれる自殺や他殺、変死などが起こった物件。 当然ながら入居者は見つかりにくく、資産としては悩ましいものです。 そんな物件でも相続をする場合は、通常通りに相続税がかかります。 今回は、事故物件を相続…続きを読む
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土地の境界には、2種類あることを知っていますか? 土地の所有者の権利がおよぶ範囲の『所有権界』と、土地が登記された際に、土地の範囲を区画するものとして定められた『筆界(ひっかい)』です。 この二つ、実は一致しないことも多…続きを読む
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都市部をはじめとした全国各地には、“生産緑地”に指定されている農地があります。 市街化区域内にありながら農地として扱われている生産緑地は、農地としての管理が求められる代わり、固定資産税が農地並みに軽減されるなどの優遇措置…続きを読む
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2017年の夏、大手住宅メーカー積水ハウスが、土地所有者になりすまし、売買契約を成立させて購入代金を詐取する、いわゆる『地面師』のグループから55億円以上ものお金をだまし取られたというニュースが日本中を駆け巡りました。 …続きを読む
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不動産を担保に銀行から融資を受けるときに設定する『抵当権』。 一般的な抵当権は、借り入れを返済した後に抵当権抹消の手続きをし、次に借り入れるときにはまた新たに抵当権を設定します。 これに対し『根抵当権(ねていとうけん)』…続きを読む
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2018年7月13日公布の改正相続法で、亡くなった被相続人の介護や看病をしてきた親族に対し、それまではなかった一定の見返りが得られるようになりました。 これまで、高齢の両親の介護や看病は『長男の嫁』が担う風潮が少なからず…続きを読む
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厚生労働省が2018年7月に公表した『平成29年 簡易生命表の概況』によれば、日本の平均寿命は男性81.09歳、女性87.26歳と、過去最高を更新。 ますます高齢化が進むなか、高齢者同士の相続も増えてきています。 そこで…続きを読む
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前回は、先祖代々受け継いできた土地を息子さんに贈与したAさんの事例を紹介しました。 前回の内容を見たい方はこちらから>> Aさんが、さらに末永く承継してもらおうと土地を託した息子さんは、離婚と再婚、そして早すぎる死を迎え…続きを読む
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土地の相続をめぐるトラブルはいつの時代も存在します。 息子に土地を相続したはずなのに、自身の思惑とは違った方向に事が進み、「こんなはずじゃなかった!」という事態に陥って困っている方もいらっしゃると思います。 今回は、ある…続きを読む
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財産の概要 土地7筆、面積:919㎡、用途:アパート敷地、駐車場、私道、畑 当初相続税評価額:3990万円 浜松相続税あんしん相談室からのご提案 当初この7筆の土地は、一団となっていたのでお一人の方が相続する予定でした。…続きを読む
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相続の概要 お母様がお亡くなりになられたAさん(会社員)。 法定相続人は、被相続人の配偶者であるお父様と息子のAさんの2名。 遺産総額は約1億5500万円。Aさんはご両親と同居されていました。 遺産分割の話し合いで、お父…続きを読む
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状況 Aさんから自宅の一戸建て売却されたので、その税金の相談に来られました。 Aさんは、自宅を3000万円で売却しましたが、購入したときの資料がなく、どのしたらいいのか途方に暮れてました。 基本、不動産を売却したときの税…続きを読む
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ご相談内容 夫が亡くなりました。夫は会社員、私は専業主婦です。 夫が稼いだお給料をやりくりしながら、ちょっとずつお金を貯めていきました。 夫が亡くなったことにより、夫名義の財産は、預金とこの家だけですが、私が貯めてきたお…続きを読む
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相続人同士の仲が悪かったら… 他士業の先生からの紹介の相続の案件で、相続人全員、仲が悪いという案件がありました。 もちろん、相続税の申告期限までに相続財産の分割が決まりませんでした。 この場合、どのようなデメリットが生じ…続きを読む
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Aさんからの相続税の相談依頼 私は長男で、一緒に住んでいた父(被相続人)名義の自宅を相続します。 相続人と相続財産は下記の通りです。 法定相続人が長男(Aさん)、次男、三男 相続財産が自宅の土地5,000万円と建物1,0…続きを読む
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Aさんからの相続税の相談依頼 Aさんからお父様の相続税申告の相談がありました。 土地をいくつか所有されているAさんのお父様は、土地をいくつか所有されていました。 お父様の所有財産のほとんどが土地でしたので、Aさんとしては…続きを読む
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Aさんからの相続税の相談依頼 Aさんは、地主さんで所有されている地主さんです。 所有されている不動産は、自宅と賃貸物件をいくつか持っていらっしゃる方で、特に今まで税理士に相続のことについて相談されたことがありませんでした…続きを読む